お役立ちコラムColumn

悩みや不安は誰にでもあると割り切る

まず、悩みや不安は誰にでもあり、誰もがネガティブな気持ちを抱えながらも勉強していることを覚えておきましょう。
悩んだり不安を感じたりしながらも、上手にコントロールしながら勉強に集中しています。ネガティブな気持ちを勉強に集中することで追い払い、成績を上げているなんて人もいます。
悩んでいるときには、つい自分だけが不幸なんじゃないかと考えてしまいますが、同じ気持ちを抱えている人はたくさんいます。
誰かに相談すべきことならば早くに相談した方がいいのですが、自分の中でモヤモヤと抱えているだけならば、うまく切り替えていきましょう。
ライバルたちもきっと、悩みや不安に打ち勝ちながら勉強に集中しているはずです。
悩みや不安は誰にでもあるものだからと割り切り、必要以上に考え込まないよう気をつけてくださいね。

気持ちが切り替えられないときの対処法

「悩んでいる場合じゃない！勉強をしないと」と思っているのに、ついつい勉強中も悩み事について考えてしまうときもありますよね。
そんなときの対処法をご紹介します。
勉強に集中できないときにはいったん手を止め、気持ちが軽くなる方法を試してみましょう。

• 悩みを紙に書き出す

  頭の中でモヤモヤしていることは、紙に書いて言語化してみてください。誰かに見せるわけではないので、好きな言葉で乱雑に書いて構いません。
  何に悩んでいるのか？何が嫌なのか？自分の気持ちをスッキリするまで吐き出してみてください。
  改めて文字を書いた紙を見つめ直すと、「小さなことでクヨクヨしていたなあ」と驚くこともあります。または「考えてもしょうがない」と、良い意味であきらめがつくこともあるでしょう。
  自分の悩みを客観的に見つめ直すと、不思議と気持ちが落ち着きます。
  イライラしているときは書いた紙をビリビリに破り、爽快な気分を味わってみてください。

• 誰かに話す

  悩みや不安は自分の中に抱え込まず、誰かに話してしまうのもおすすめです。解決はしなくても、話すだけでどうでもよくなってしまう場合もあるでしょう。
  紙に書くのと同様に、話すだけで気持ちが解放される。人からの意見を聞くことで、冷静に見つめ直すことができるようになります。

• 思い切って寝てしまう

  考えすぎて勉強できないときは、夜更かしせずに眠ってしまうのも有効です。
  夜はどうしても気持ちが暗くなり、ネガティブなことばかり考えてしまうもの。逆に朝は気分が変わり、ポジティブな感情の方が大きくなります。
  朝日を浴びると体内から幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが放出され、活気が出てくるようになります。
  悩みがあるときは早々に寝て心身を休め、朝に勉強をするというスタイルに切り替えてみてください。

• 勉強方法を変える

  どうしても頭の中から悩みが追い出せないときには、読んだり覚えたりする単純な勉強法よりも、声に出して発音したり計算したりする勉強法に切り替えてみましょう。
  ただ目で追うだけの動作では脳がスッキリしませんが、身体を動かすことで気分は切り替えやすくなります。
  英文を声に出して読む。または手を使って計算するという積極的な勉強法だと悩みにとらわれず、集中しやすくなるでしょう。

悩みを解決してから勉強するのもおすすめ

悩み事によっては、すぐに解決できるものもありますよね。勉強が手につかないのなら、先に解決してしまった方がスッキリします。
例えばケンカした友達と仲直りしたいのなら、すぐに話し合いをする約束を取り付けておくこと。どうしても今すぐは無理という場合は、友達へ手紙を書いたりメッセージを下書きしたりしておくだけでも構いません。
一つ行動に移せるだけでも気持ちが前向きになり、悩みの重さも軽減されます。
またはテストが終わったら話しかけるなど、悩みに対応するルールを作っておくのもOK！いったん悩みを手放し、勉強へとスイッチが切り替えられます。
すぐに解決できそうな悩みは、先に解決する。難しい場合には解決に向けてできる行動を一つでもしてみる。
何もしないよりはずっと気持ちが軽くなるので、モヤモヤしていてしょうがないというときには試してみてください。